転職エージェントやめとけと言われるデメリット・裏事情を上場企業管理職が解説

「転職エージェントやめとけって何故?」「デメリットや裏事情を全て知りたい」と気になりますよね。

転職エージェントは無料で転職支援をしてくれるので、ここ数年で多くの求職者に使われるようになりましたが、注意が必要です。裏側まで知りましょう

当ページで全てを網羅的に解説します。

まずは1,2章でデメリットと裏事情を。そして3章でメリットを紹介していきます。「良い面」「悪い面」の両方を見た上で判断しましょう

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東証プライム上場企業の管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談から記事を執筆。

転職エージェントやめとけの理由

転職エージェントはやめとけ」と言われる理由は下記6パターンに分類されます。例外はありません。

①②は単に「メリットに期待しすぎないでくださいね」という話ですが、③〜⑥は「明確なデメリット」です。

運営者
ただ「デメリットあるなら使うのやめよう」と結論を急がないでください。世の中は0か1かで語れるほどシンプルではありません。

後述しますが、メリットもあるので、利用すべきケースは当然あります。

という前提を踏まえて、一つひとつ見ていきましょう。

理由①紹介企業は人気のないところが多い

まず、転職エージェントが保有する企業の多くは、あなたが聞いたことのない中小企業です。もちろん人気企業も一部ありますが、応募してもほとんど通りません。

なぜなら、人気企業は離職率が低く、さらに自社採用ページからどんどん募集がくるので、採用費用の高い転職エージェントを積極的に利用してまで“凡人”を採用しないからです。数百万円払ってでも採用する価値がある“市場価値の高い人材”のみを採用します。

裏事情:企業は一人採用するごとに数百万円払う

企業側は、転職エージェント経由で紹介された人材を採用する場合には、年収の約3割ほどの成果報酬を払う必要があります。例えば、年収400万円で中途人材を採用したら成果報酬額は120万円(+税)になります。(詳しいビジネスモデルは次章で解説)

そのため、自然と下記に当てはまる求人ポジションが多くなります。(例外はあります。あくまで傾向です。)

  • 給料が低くて、人が集まらない企業
  • 知名度が低くて、人が集まらない企業
  • 評判が良くなくて、人が集まらない企業
  • 離職率が高くて、人が常に足りない企業

ちなみに、知名度がなく離職率まで高い企業は、事業の維持及び継続成長のために、転職エージェントを積極利用(依存しています。どうしても求人の多くはこういった企業が占めるので、期待はほどほどにしましょう。

運営者
そもそも転職エージェントは「モテない企業」に「人材」を紹介して報酬を得ている事業者です。人気企業は個別に応募してください。

転職エージェントは「知名度は低いが、優良な穴場企業を探す」「面接練習先を探す」というスタンスで利用しましょう。

理由②身の丈にあった企業しか紹介されない

公式採用ページから応募する場合は、身の丈に合っていない人気ポジションにも応募することはできます。しかし、転職エージェントではそもそも紹介されません

その理由は下記2点です。

  1. 紹介してもどうせ落ちるので時間の無駄だから
    紹介企業に求職者が入社しないと利益が出ないので
  2. レベルの低い人材を紹介すると企業側に怒られるから
    企業側の採用条件を聞いて動いているのでズレると怒られます

①はここまでの説明でわかると思うので、②について補足しますね。

裏事情:レベルの低い人材を紹介すると企業側に怒られる

採用企業側は「こういった人材が欲しい」という条件をエージェントに伝えて、人材紹介を依頼しています。なので、求めるレベルからズレた人材を紹介すると詰められるケースがあります

エージェントにとって、求職者は一度キリの付き合いですが、クライアント企業とは継続して取引するので、なるべく良い関係性を続けたいのが本音なのです。

居酒屋で例えるなら「ビールを頼んだお客さんに、オレンジジュースは出さない。」ただそれだけです。当たり前ですよね。

もし注文ミスが続くと、お客さんは減り、いずれ店は潰れます。報酬をもらう以上、お客さん(クライアント企業)が求めるものを提供するのがビジネスです。

運営者
転職エージェントにとって「クライアントは採用企業」で「求職者は商品」です。そのため、明らかに採用条件と合わない求職者からの応募は、エージェント側で落とします。

事実、転職エージェントは、企業側の採用条件に合わない求職者を間引く「プチ面接官」の役割を担っているので当然ですね。

そのため、転職エージェントを利用することで、図らずとも「自分自身の市場価値」がやんわりとわかってしまいます。

理由③通常応募の求職者と比べて選考で不利になる

転職エージェントやめとけと言われる理由3つ目は、通常応募と比べて成果報酬が発生する分、選考で不利になるからです。

もし、下記のように「全く同じ評価の求職者」が2人いて、1人しか採用できないとしたら、あなたはどちらを採用しますか?

十中八九、採用担当は「Aさん」を採用するでしょう。採用費用の数百円は、会社にとって決して安い金額ではありません。

裏事情:エージェント経由の採用はハードルが上がる

筆者経験談ですが、採用合否に悩む時「数百万円をエージェントに支払ってまで挑戦したい候補者ではない」と見送ることがあります。

そもそも普通の求職者は落としますね。エージェントでは、こちらからアプローチしないと採用できないレベルの市場価値の高い方を求めているので。

もちろん、転職エージェントからしか応募が来ないような「人気のない中小企業」を受けるなら、全員が同じ条件なので採用で不利にはなりません。

しかし、自社採用ページからどんどん応募がくるような「人気企業」を受けるなら、報酬分だけ採用ハードルが上がるのでおすすめしません。

運営者
そのため、もし行きたい本命企業群が明確に決まっているのであれば、転職エージェント経由ではなく、企業採用ページ経由で応募するようにしてください!

ちなみに、ナビサイト(リクナビ等)経由で応募しても不利にはなりません。掲載課金型(例:1週間掲載して10万円〜)なので、採用費用が発生しないからです。

理由④ムカつく担当者に時間と思考体力を奪われる

「転職エージェントやめとけ」と言われる理由4つ目は、稀にいる態度が悪い担当者に「時間と思考体力」を奪われるからです。

極論、転職エージェントは、商品である求職者をクライアント企業に入社させればビジネスが成立します。しかも無料サービスです。そのため、下記のような対応が起こり得ます。

ムカつくと言われる担当者の例
  • 高圧的な態度で詰めてくる
  • 一方的でしつこい電話連絡が来る
  • 求人だけ送り、就活サポートをしない
  • 紹介企業への応募や、内定承諾を強要する
  • 都合良い情報や嘘で、内定先選択を誘導する
  • マウントや根拠のない持論の押し付けをする

ゴミ担当者と関わると時間が無駄になります。彼らの一方的な話や提案を「都度疑って判断」する必要があり「断わる理由の言語化」に思考体力が奪われるものです。

裏事情:キャリアアドバイザーには余裕が少ない

キャリアアドバイザーは激務なケースが多いです。1ヶ月に100人以上の求職者とやり取りすることもあります。

一人ひとりの状況を細かく聞いても覚えられません。1~2時間おきに新しい求職者と面談するので「どうせ全員に全力で向き合えないしなぁ」となるものです。

アメリカの大学教授らが、数千人を対象に14年間の調査を行った結果でも、人が自ら態度を悪化させている原因として「過剰な仕事量」が大きいと判明しています。

60%余りの人々が、みずからの態度を悪化させている原因は「過剰な仕事量」にあるとした。人に優しく接する時間などないのだという。精神的な負荷やストレスを抱えると、何に対しても十分な配慮ができなくなる。一緒に仕事をする同僚に対してさえも。

出典:『敬意の欠如は社員と顧客の喪失につながる 「無礼」が利益を蝕む

実際、キャリアアドバイザーが社内評価を上げるためには、商品である求職者を、企業に内定させる必要があります。ブラック体質なエージェントだと、板挟みで大変なのでしょうね。

運営者
稀に、自身の評価のために、求職者に嘘をつき、圧をかけて都合良くコントロールしようとする担当者がいるので注意です。

理由⑤無能なポンコツ担当者に足を引っ張られるかも

「転職エージェントやめとけ」と言われる理由5つ目は、割と多いポンコツ担当者に足を引っ張られることがあるからです。

無能なポンコツ担当者の例
  • 連絡が迅速ではない(遅い、滞る)
  • タスク漏れ、ミスが多い、品質が低い
  • 相手に正しく伝わる日本語が書けない
  • 転職ノウハウを体系的に理解していない
  • そもそも転職活動をしたことがない
  • 業界や職種、企業の知識が浅い(または古い)

このように無能なキャリアアドバイザーが担当につくと、転職成功から遠のきます。歴史の偉人たちの名言にある通りです。

「真に恐れるべきは、有能な敵ではなく、無能な味方である」(ナポレオン)

「有能な怠け者は司令官に、有能な働き者は参謀にせよ。無能な怠け者は、連絡将校か下級兵士にすべし。無能な働き者は、すぐに銃殺刑に処せ。」(ハンス・フォン・ゼークト)

運営者
キャリアアドバイザーに“やる気”があっても“無能”なら逆効果です。どんなに優しくて憎めない担当者だったとしても、頼りにならないと感じたら担当変更をしましょう。
裏事情:極論キャリアアドバイザーは誰でもできる

キャリアアドバイザーは、営業職の中でもハードルが低い仕事です。求職者の希望を聞いて社内システムに入力し、検索に出てきた企業を紹介すれば最低限クリアされてしまいます。

ハイクラス層向けサービスを除けば、年収も300~400万円ほどがボリュームゾーンで、他人にキャリアをアドバイスできるほどの経験のない方がほとんどです。転職経験すらない担当者も多いので、期待はほどほどにしましょう。

理由⑥「お世話になったので断るのが申し訳ない」と転職先選びにバイアスがかかる

転職エージェントのデメリットとして、内定を獲得したときに「サポートしてもらったので断りにくい」「辞退するのが申し訳ない」と、転職先を決める軸が歪むことがあげられます。

特に、気が弱くて断るのが苦手な方にありがちです。キャリアアドバイザーもそれをわかっているので、成績が良い担当者ほど、内定を取るまでは優しく接してくれます。

裏事情:腹黒アドバイザーは「返報性の原理」を利用する

返報性の原理とは、相手が何かをしてくれたり譲歩してくれたりした際に生じる「お返しをしたい(しなければならない)」と思う心理現象のことです。その心理を利用して、すぐ内定が取れそうな求職者ほど、いい顔をして面倒を見る担当者もいます。営業の基本です。

担当によっては、内定を承諾するまでは丁寧ですが、承諾した途端対応が雑になります。なぜなら釣った魚に餌をあげる理由がないからです。エージェントあるあるですね。

ここまでのまとめ

ここまでご紹介してきた「転職エージェントはやめとけ」とされる理由となるデメリットを、改めて再掲します。

<「転職エージェントやめとけ」の理由>

<

①②は単に「メリットに期待しすぎないでくださいねー」という話ですが、③〜⑥は「明確なデメリット」ですね。

運営者
忘れてはならないのは、キャリアアドバイザーは「営業職」だということです。そして、企業は「クライアント」で、あなたは「商品」です。

業績のために、あなたを手持ちの企業に入社させたいと考えているので適度な距離感を取るようにしましょう。

転職エージェントの裏事情

ここでは、転職エージェントを利用する前に認識すべき裏事情(ビジネスモデル)について紹介していきます。前の章でもやや触れましたが、下記の通りです。

  1. ビジネス上、転職希望者は「商品」である
  2. 売れない「商品」に時間を割くのは賢くない

匿名だからこそ語れる裏事情を包み隠さず解説していきます。エージェントにおける一般論として参考にしてください。

①ビジネス上、転職希望者は「商品」である

まず転職エージェントの仕組み(ビジネスモデル)ですが、以下のように、転職希望者を入社させることで、企業から採用報酬をもらっています。

その報酬は大まかに決定年収の30%前後と言われているので、年収400万円で入社させれば、120万円が成果報酬として支払われることになります。

そのため、求職者は、クライアント(中途採用に困って転職エージェントを利用している企業)に納品するための『商品』という考え方が、ビジネス上における正しい認識です。

特に、採用企業は報酬を支払ってくれて継続的に取引をすることになる相手ですが、求職者は一円も払わず一度しか利用(転職)しないので、どうしてもビジネス上の優先度は異なります。

運営者
どんなに親身で優しいキャリアアドバイザーだったとしても、ビジネスとしての実態がある以上「商品」と認識している側面は、少なからずあるものです。

②売れない「商品」に時間を割くのは賢くない

ビジネス上、求職者はクライアント企業に納品するための「商品」ですが、売れない商品に無駄に時間を割くことは、ビジネスにおいて賢い行動ではありません。

そのため、以下のような方は「売れない商品(入社できない求職者)」という烙印を押されてしまい、合理的なキャリアアドバイザーからは相手にされなくなります。

  • 希望条件の求人がほとんどない
    →納品できるクライアントがいない
  • 求職者のレベルが低い
    →商品として売ることができない

そのため、転職エージェント側に「売れないな」と思われてしまったら、満足に案件紹介やサポートをしてもらえなくなってしまうので、注意してくださいね。

反対に「この求職者は売れる!」と期待をかけてもらえれば、たくさん求人を紹介してもらえて、内定するためのサポートも丁寧にしてもらえますよ!

運営者
本来、自力での転職が難しい求職者にこそ丁寧なサポートが必要なのですが、時間をかけられないジレンマがあるのです。

ここまでのまとめ

ここまで1,2章で紹介してきた「デメリットと裏事情」の内容をまとめると下記の通りです。

デメリット
  1. 紹介企業は人気のないところが多い
  2. 身の丈にあった求人しか紹介されない
  3. 通常応募の求職者と比べて選考で不利になる
  4. ゴミ担当者に時間と思考体力を奪われる可能性
  5. 無能なポンコツ担当者に足を引っ張られるかも
  6. 「お世話になったので断るのが申し訳ない」と転職先選びにバイアスがかかる
裏事情
  1. ビジネス上、求職者は「商品」である
  2. 売れない「商品」に時間を割くのは賢くない

ただ「デメリットがあるから使わない」と決めてしまうのは賢い選択ではありません。転職エージェントのメリットまでを知ったうえで判断しましょう。

運営者
「良い・悪い」の両面を見た上で、自分にとって吉か凶かを判断を下してくださいね!

では転職エージェントのメリットを見ていきましょう!

悪質な転職エージェントが増えている理由

近年、悪質な転職エージェントが増えている理由を解説していきます。以前に比べて低レベルなエージェントが多すぎますよね。

実際、厚生労働省が出している「民営の転職エージェント(職業紹介事業所)数」の推移を見ても、直近20年間で5,6倍まで増加していることがわかります。

出典:厚生労働省

増えすぎですね。急増した理由は下記の通りです。

エージェントが増えている理由
  1. 単純に利益率が高く、儲かるため
  2. 初期費用やランニングコストが少ないため
  3. 求人DBの普及で参入障壁が下がったため

簡単に説明していきます。

①単純に、儲かるため

人材紹介は非常に儲かります。報酬相場は、採用企業に求職者を就職させることで「想定年収の30%」をもらえるのが一般的ですね。

SNSやスカウトサイト経由で「転職したそうな方」を何人か捕まえて、求人を紹介し、たった一人でも就職すれば、100~200万円もらえるのです。

②初期費用やランニングコストが少ないため

他のビジネスに比べて、必要な費用(初期費用&ランニングコスト)が少ないことも大きな理由です。飲食店などと違い、材料費もなければ、場所代もかかりません。

免許取得に必要なのは「面談ブース」くらいですが、近年はほとんどリモートで対応できるので、レンタルオフィスでも簡単に開業要件を満たせます

開業に必要なものリスト
  • 職業紹介責任者の資格
    1. 成人していること
    2. 三年以上の就業経験がある
    3. 他の会社の社員でないこと
    4. 1日間、講習を受講すること
    5. 簡単な理解度試験に受けること
  • 一定の資産と預金額があること
  • 完全に区分けされた面談スペースがあること

講習は1万円ちょっとで受けられるので、初期費用はほとんどありませんね。毎月かかるコストも「月額○万円のオフィス代」くらいです。

運営者
やろうと思えば誰でもできてしまうんですよね。

③求人DBの普及で参入障壁が下がったため

ここ数年で「求人DB(データベース)」と言われる、エージェント同士で「企業求人」をシェアできるサイトが普及したため、参入障壁が大きく下がりました。

これまでは「企業に営業して、採用要件を聞き取る」という企業側へのアプローチが必要だったのですが、今では、DBにある求人を紹介すれば良いので、一人でも簡単にできてしまいます。

求人DB(データベース)とは?

求人データベースとは、エージェント同士で求人をシェアできるシステムのことです。シェアした求人に内定が決まることで、一部報酬を受け取ることができます。

ただ、「求人をシェアする側」の転職エージェントからすると、人気な求人はそのまま自社で内定を決めたほうがずっと儲かるので、人気のない求人ばかりが共有されます。

<求人データベースの実態>
運営者
端的に言うと、人材紹介業者が持つ、なかなか応募が集まらない「不人気な求人」を置く残飯処理場のようなものです。

求人DBにある求人は「売れ残り」ばかり

求人データベースにある求人の多くは「売れ残り」です。なぜなら、応募がすぐ集まる人気求人を競合他社に共有する理由がないからです。

私が人材紹介企業なら
  • 自社で紹介できそうな求人
    例:人気求人、採用されやすい求人
    →自社でそのまま内定を決める
  • それ以外の求人
    例:不人気求人、採用目線が厳しい求人
    →一定期間決まらなければ「求人DB」に

自然と「応募数が足りていない求人」が多くなるでしょう。例えば、以下のような求人ですね。

  • 大量採用したい求人
  • 企業側の採用目線が厳しい求人
  • 人気のない企業の求人
  • 人がすぐ辞めるブラック企業求人
運営者
求人DBに頼っているエージェントは、低品質な求人しか持っていません。というか小規模事業者はほとんどそうです。

転職エージェントが人気な理由(メリット)

筆者も転職で毎回使っていますが、決してデメリットばかりではありません。以下のメリットがあるので、状況によっては有効的な手段となり得ます。

転職エージェントのメリット
  1. 代わりに企業を選んでくれる
  2. 隠れ優良企業を知れる可能性がある
  3. ぱっとみ微妙な企業の魅力を教えてくれる
  4. サボりがちでも転職活動が前に進む
  5. 自己分析、エピソードの言語化が進む
  6. ES添削や面接対策で選考通過率があがる
  7. 選考落ち理由がわかるので次に活かしやすい
  8. 担当者によっては企業側にゴリ押ししてくれる
  9. 転職市場価値をより客観的に知ることができる

これらの転職サポートを全て無料でしてくれるので、何から始めていいか困っている求職者にとっては、これ以上ない頼もしい仲間かもしれません。

特に、エージェントを利用する意義は「②③隠れ優良企業とその魅力を知れる」点にあります。ネットで情報収集するだけだとどうしても限界がありますからね。

いくつか紹介してもらって、本命企業を受ける前に練習として受けるのもアリです。私はそうしていました。実践的な面接練習になるのでおすすめです。

利用したいおすすめ転職エージェント

転職エージェントはデメリットはあるものの、使い方を間違えなければメリットが大きいのでおすすめできます。選ぶときは以下2点を軸に選びましょう。

転職エージェントの比較ポイント
  • 総求人数(公開求人+非公開求人)
  • 利用者の満足度(サポート対応力)
  • 筆者が実際に利用した体験談

なお、転職エージェント満足度は、幅広い年齢、地域、職種の男女4,354人に対してアンケートを実施し、信頼に足る口コミを回収したものです。

サンプル数:4,354件
調査期間 :2020年2月1日〜2024年2月1日
調査企業数:49社
調査対象者:転職エージェントを利用した20歳以上

スクロール可能です→
順位 名称 評価 求人情報 個別解説
総合評価 求人数&質 提案/支援 対応地域 公開求人 非公開求人
1位 リクルートエージェント
(総求人数No.1)
★★★★☆
4.2/5.0
4.6/5.0
高い
3.9/5.0
普通
全国 363,064件
多い
231,950件
多い
2位 ワークポート
(未経験/20代に強い)
★★★★☆
4.1/5.0
4.3/5.0
高い
4.0/5.0
高い
全国 87,778件
多い
非公開
3位 dodaエージェント
(公開求人が多め)
★★★★☆
4.0/5.0
4.1/5.0
高い
3.8/5.0
普通
全国 224,449件
多い
39,709件
普通
4位 マイナビエージェント
(20代の利用満足度No.1)
★★★☆☆
3.9/5.0
3.8/5.0
普通
4.0/5.0
高い
首都圏,
大阪,名古屋
49,033件
普通
18,976件
少ない
5位 パソナキャリア
(年収500万円以上なら)
★★★★☆
3.7/5.0
3.9/5.0
普通
4.1/5.0
高い
首都圏,
大阪,名古屋
33,587件
普通
非公開

※2023/8/17更新

転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。

どこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェントワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。

運営者
ここからは、利用者の口コミと筆者の体験談をもとに、転職エージェントの特徴を解説していきます!どれも無料で利用できるので気になったものから登録してみてくださいね。

1位 リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴
  • 求人数が圧倒的なので登録必須
    • 全国でどの職種もだいたい強い
    • 第二新卒からハイクラスまで保有
  • 優秀なコンサルタントが多く頼りになる
    • 一人当たりのサポートはやや淡白
    • すぐに転職したいという方におすすめ

リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。

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【公式】https://www.r-agent.com/

運営者
筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新着求人が追加されるので、転職サイトのような感覚で使っていますね。
リクルートエージェントの基本情報
タイプ エージェント
得意 総合(全業界、全職種)
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 595,014件(うち非公開求人は231,950件)
運営会社 株式会社リクルート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-313011
Pマーク:17000021(09)
公式サイト https://www.r-agent.com/

※2023/8/17更新

2位 ワークポート

ワークポートの特徴
  • IT/ゲーム業界、営業職に強い
  • 20代(第二新卒~20代後半)に強い
    • 未経験者向けのサポートが充実

ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。

ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。

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【公式】https://workport.co.jp

運営者
筆者もIT企業の事業部長として中途採用をおこなうことが多いですが、ワークポートさんには営業職やマーケ職といった職種で頻繁にお世話になっています。
ワークポートの基本情報
タイプ エージェント
得意 IT系、営業職
対象地域 全国(WEB面談実施中)
求人件数 87,778件(非公開求人は不明)
運営会社 株式会社ワークポート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-040590
Pマーク:21000352(08)
公式サイト https://workport.co.jp

※2023/8/17更新

3位 dodaエージェント

dodaエージェントの特徴
  • 転職サポート付きの求人サイト
    • 自身で求人に応募可能
    • 非公開求人はエージェント登録が必要
  • アドバイザーの評判は割れる
  • 定期的なイベント開催あり

dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。

担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://doda.jp/

運営者
最大手のリクルートと比べるとやや担当者の質にバラツキがありますが、優秀で業界知識の多いアドバイザーが多いですよ!
dodaエージェントの基本情報
タイプ サイト+エージェント
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 264,158件(うち非公開求人は39,709件)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
認可番号等 Pマーク:10860051(10)
有料職業紹介:13-ユ-304785
職業紹介優良事業者:第2304002(01)
公式サイト https://doda.jp/

※2023/8/17更新

マイナビエージェントの特徴
  • 求人数は都心部に限定される
    • 最大手に比べるとやや劣る
    • 特に、地方求人は少ない
  • 20代向けのサポート力が高い
    • 優良事業者認定あり
    • アンケートでも若手の評価が高い

マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。

若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。

他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。

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【公式】https://mynavi-agent.jp

ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。

マイナビエージェントの基本情報
タイプ エージェント
対象地域 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可)
求人件数 68,009件(うち非公開求人は18,976件)
運営会社 株式会社マイナビ
認可番号等 Pマーク:10821880(09)
有料職業紹介:13-ユ-080554
職業紹介優良事業者:2102006(03)
公式サイト https://mynavi-agent.jp

※2023/8/17更新

パソナキャリアの特徴
  • 満足度評価No.1
  • 求人は首都圏/関西圏が中心
  • 年収600万円〜のハイクラス向け
    • 3万社との取引実績
    • 丁寧で質の高いサポートをしている

パソナキャリアは、派遣業界最大手のパソナが運営する『オリコン顧客満足度調査4年連続No.1』を獲得している大手転職エージェントです。

首都圏エリアを中心に3万社以上の企業と取引実績があるため求人数が多く、手厚いサポート・対応力に定評があるので、慣れない転職に不安がある方におすすめできます。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://www.pasonacareer.jp/

運営者
筆者も過去に何回か利用しましたが、求職者側の要望をしっかりとヒアリングして、その人にあった求人を探してくれる、という印象ですね。

地域は都心に偏っていますが、400万円前後の求人から800万円以上のハイクラス求人まで多く保有しているので、どなたでもぜひ一度確認してみることをおすすめします。

パソナキャリアの基本情報
タイプ 転職エージェント
得意 総合(全業界、全職種)
対象地域 首都圏、大阪、名古屋(WEB面談実施中)
求人件数 6万件以上(2024年2月時点)
運営会社 株式会社パソナ
登録免許 有料職業紹介:13-ユ-010444
Pマーク あり
公式サイト https://www.pasonacareer.jp/

最後に

ここまで転職エージェントやめとけと言われるデメリットと裏事情について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。再掲しますね。

  • 理由①紹介企業は人気のないところが多い
  • 理由②身の丈にあった求人しか紹介されない
  • 理由③通常応募の求職者と比べて選考で不利になる
  • 理由④ゴミ担当者に時間と思考体力を奪われる可能性
  • 理由⑤無能なポンコツ担当者に足を引っ張られるかも
  • 理由⑥「お世話になったので断るのが申し訳ない」と転職先選びにバイアスがかかる

ただ、上記のようなデメリットも確かにあるものの、無料でたくさんのメリットを享受できるので、使わないのはもったいないようにも思います。ぜひうまく活用してくださいね。