長期インターンとは?メリットとデメリットを上場企業の事業部管理職が解説

長期インターンに興味がある、あるいは既にしている場合でも「長期インターンのメリットデメリットってなんだろう?」と気になる方も多いのでないでしょうか。

このページでは、上場企業で長期インターン採用をしている筆者(学生時代には長期インターンを3社経験)が、長期インターンについて網羅的に解説していきます。

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東証プライム上場企業の管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談から記事を執筆。

長期インターンとは【1分でわかる】

まずは簡単に特徴を知っておきましょう。長期インターンとは、一般的な就業と同様に、企業で業務に従事するインターンシップのことです。

  • 企業で仕事をする
  • 期間は3か月以上〜
  • アルバイト契約で時給制

短期インターンに比べ、より深く企業の業務に携わることができ、社会人として必要なスキルを身につけることができるため、就職活動で優位になります。

長期インターンと短期インターンの違い

実質的に、短期インターンは人事主催の説明会や選考で、長期インターンは企業内でのアルバイトです。違いを簡単に整理しました。

長期インターン 短期インターン
期間 3ヶ月以上 数日
趣旨 実際に企業で働く 企業説明や選考
メリット ・スキルと経験を得る
・企業の内情がわかる
・選考に直結する
・会社説明がある
開催目的 ・労働力の確保
・優秀学生の見極めと囲い込み
採用
給料 あり ほぼなし
対象学年 全学年(一定の継続勤務を前提) 大学3~4年生(就活中の学生)

長期インターンでは、アルバイトのように働くことで業務理解を深め、スキルや経験を養うことができます。当然、給料も発生するので、バイトの代わりに、興味のある仕事を経験する目的で参加する学生が多いです。

一方で、短期インターンは新卒選考の一部なので、グループワークやディスカッションを行うことで「次の選考に通過させるか」や「早期選考に案内するか」を判断されていることが多いです。

運営者
筆者の事業部でも、よく長期インターン生を募集していました。短期的な労働力の確保が目的だったので選考は意図していませんが、優秀な人には新卒採用ルートを案内していましたね。

長期インターンのメリットデメリット

まずは簡単に整理しました。

長期インターンのメリット
  1. 今後の人生に活かせる経験となる
    1. 社会で働くことを体験できる
    2. 自身の得意・苦手なことがわかる
    3. 向上心が高い学生と出会いやすい
    4. 長期就業しないので気軽に試せる
  2. 就活で圧倒的に有利になる
    1. 質の高いガクチカを作れる
    2. 業界や職種への理解が深まる
    3. 就活での志望理由に説得力が増す
    4. 就活で面接官への質問が具体的になる
    5. インターン先から内定をもらいやすい

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長期インターンのデメリット
  1. 仕事で時間が制約される
  2. 短期インターンを軽視してしまう
  3. 意味がない長期インターンもある
    1. 単純な定型業務が多い
    2. 長く働いていても活躍できない
    3. 会社や社員のレベルが低い
    4. 明確な目標や評価体制がない
    5. 業界や職務内容に興味が湧かない

詳しい解説を見る

さて、ではまずはメリットから詳しくみていきましょう!

長期インターンのメリット

長期インターンのメリットは、下記の通りです。

長期インターンのメリット
  1. 今後の人生に活かせる経験となる
    1. 社会で働くことを体験できる
    2. 自身の得意・苦手なことがわかる
    3. 向上心が高い学生と出会いやすい
    4. 長期就業しないので気軽に試せる
  2. 就活で圧倒的に有利になる
    1. 質の高いガクチカを作れる
    2. 業界や職種への理解が深まる
    3. 就活での志望理由に説得力が増す
    4. 就活で面接官への質問が具体的になる
    5. インターン先から内定をもらいやすい
運営者
かつて長期インターンをしていた、かつ新卒採用面接に携わる立場として、具体例を交えて解説していきますね。

①今後の人生に活かせる経験となる

長期インターンを通して、大学生でありながら社会で働くことは、これからの人生に活かせる大きな経験となります。理由は下記の通りです。

今後の人生に活かせる理由
  • 1.社会で働くことを体験できる
  • 2.自身の得意・苦手なことがわかる
  • 3.向上心が高い学生と出会いやすい
  • 4.長期就業しないので気軽に試せる
運営者
筆者の体験談を交えながら順番に解説していきますね!長期インターンをしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!

1.社会で働くことを体験できる

長期インターンを通して「企業で働く」という無難な選択肢を一度経験することで、自分のやりたいことや働き方を、深く考えるための判断材料になります。

実際、大学まではある程度轢かれたレール上を進んでいくものですが、社会人になった途端、自分の責任で自立して進むことになるので、慎重に考えなくてはなりません。

特に、一度就職すると後戻りしにくくなるので、長期インターンを通して、在学中に解像度を上げておけることは大きな利点です。

2.自身の得意・苦手なことがわかる

また、長期インターンをすると「自分の得意・不得意を把握できる」ので、今後の人生選択に活かすことができます。

どうしても仕事や職場(社風含め)には相性があるので、情報不足によって起こり得る「思っていたのと違った」という後悔を避けるためにも、在学中に体験しておきましょう。

3.向上心が高い学生と出会いやすい

長期インターンをしている学生は、比較的向上心が高い方が多いので、良い意味で刺激がもらえるというのもメリットかもしれません。人生における大きな財産になるでしょう。

実は筆者も、長期インターン先で同期として知り合ったメンバーとは、いまも友人として仲良くさせてもらっています。新卒入社した会社が違うので、気軽に相談しやすく良い関係ですね。

4.長期就業しないので気軽に試せる

長期インターンは、就職と違って長期就業(数年単位)が前提ではありません。そのため、気軽に試すことができるので、より自分の可能性や見聞を広げることができます

実際、長期インターンは「職業体験」が目的なので、3~6ヶ月くらいで辞める方が多く、就職活動で不利になることはありません。理想としては、一定の成果が出てから辞めることをおすすめしますが、合わないと判断できたらすぐにやめてOKです。

筆者も、半年〜1年ごとに別インターンを開始していました。

  • 営業(半年)
  • WEBアナリスト(1年間)
  • 人材サービスの企画/マーケ職(1年)

就職活動が始まる前に、営業や企画・マーケという職種で、toBとtoCのいずれとも経験できたので、自分自身のキャリアを選びやすかったように思います。

補足|就職なら3年はいた方が良い

一般的に、就職したら3年はいた方が良いとされています。というのも、成果を出さずに短期離職をしていると「またすぐ辞めるのではないか」と懸念されて、転職できなくなるリスクがあるからです。

運営者
気軽に辞められない新卒就活で失敗しないようにするために、長期インターンを活用して、自分に合う合わない仕事を見極めるようにしてくださいね!

②就活で圧倒的に有利になる

長期インターンのメリット2つ目は「就活で圧倒的に有利になる」ことです。理由は下記の通りです。

就活で有利になる理由
  • 1.質の高いガクチカを作れる
  • 2.業界や職種への理解が深まる
  • 3.就活での志望理由に説得力が増す
  • 4.就活で面接官への質問が具体的になる
  • 5.インターン先から内定をもらいやすい
運営者
プライム上場企業で新卒採用をしている体験を踏まえて詳しく解説していきますね!悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

1.質の高いガクチカを作れる

まず、就活で有利になる一番の理由は、質の高いガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を作りやすいためです。理由は下記の通り。

質が高いガクチカを作りやすい理由
  • 単純に難しいことをできる
    社会人に混ざってビジネスをするのでガクチカのレベルが上がります。誰でもデキることを面接でアピールされても興味は沸きませんが、難しいことに主体的に挑戦していると魅力的ですね。
  • 面接官から質問されやすい
    仕事である以上、目標や役割が明確なので「何をしていたのか」を質問しやすいことがポイントです。さらに質問しないとわからないことが多いので、話が弾みます。逆に部活やアルバイトだと質問しなくても想像がつくので、そこまで深ぼられないんですよね。
  • 採用後の活躍をイメージしやすい
    長期インターンで得たスキルや学びは、就職後でも再現性が高いというのがポイントです。ビジネスというフィールドは同じですからね。すでに仕事を経験している分、就職後のギャップも少なくなります。

ちなみに、長期インターン経験をガクチカにしている学生は6.1%で、約8割の学生はアルバイトやサークル経験をアピールしているので、他の学生と差別化が図りやすくなります就職白書2022)。

もちろん長期インターンをしたからといって、必ずしも優れたガクチカができるわけではありませんが、少なくとも、苦しまぎれのガクチカを言わずに済みます

2.業界や職種への理解が深まる

長期インターンを通じて、業界や職種への理解が深まることで就活で有利になります。本やネットで理解したつもりになっても、自分に向いているか否かは経験しないとわかりません。

会社の一員としてプロジェクトに携わることで、業界や職種のビジネスモデルや働き方、適性を知ることができます。特に、就活で出回る情報の多くは、新卒採用に向けた採用広報の一貫でキラキラしたものばかりで騙されやすいので、リアルを知ることができるのは大きなメリットです。

3.就活での志望理由に説得力が増す

実際に、その業界や職種で働いた経験があると、志望理由に説得力が増します

例えば、全く経験したことのない業界で興味があると伝えるよりも、「インターンを通じて業界の◯◯や◯◯に魅力を感じ、私自身の▲▲という強みが活かせる」と伝えられた方が説得力が増しますよね。

また、業界や職種が違う場合でも、社会の一員として働いた経験は説得力のある志望理由を伝えられます。それこそ、某SaaS系外資IT企業で営業のインターンをしていた友人は、大手コンサルティング企業から複数内定を獲得することができていました。

下記のように伝えていたそうです。

Aさん

AIやデジタル機器だからこそお客様の幅広いニーズに応えることができ、やりがいを感じてきた。また、営業インターンを通じて、周りのニーズを引き出し解決する課題解決力が自分の強みだと考えている。やりがいを感じられるDX化、そして自分自身の強みである課題解決力を発揮できるのが御社です。

このように、社会の一員として働いたエピソードをもとに魅力に感じているポイントや自分の活かせる強みを伝えられるので、他の学生よりも説得力が増す志望動機になるのです。

4.就活で面接官への質問が具体的になる

働いた経験があるので面接官への質問力が高まります。逆質問でより深い質問ができると、志望度の高さをアピールする効果もあり、さらに、企業側の実態を知るからミスマッチを防ぐことにも繋がります。

例えば、下記のような具体的な質問は、仕事をしたことがないとできません。

Aさん

御社では、どのようにチームや個人の業績を評価していますか?というのも前職では◯◯だったのですが、おこなった施策の結果が細かく見れて、小さな達成感を積み上げられた方がモチベーション上がりますし、フィードバックも頼みやすいので成長が早くなると考えておりまして。

反対に、働いたことがないと「やったことがなくてわからないので、何を質問して良いかわからない」となってしまい、抽象的な質問しかできなくなります。仮に、ネットで調べてそれっぽい質問はできても、“何のために質問しているのか”まで含めてクリアにしておかないと意味がありません。

5.インターン先から内定をもらいやすい

一部の高い成果を出している学生に限りますが、長期インターンで評価をされると、その会社の選考ルートを案内されて、新卒採用で有利になることがあります。

上長や先輩社員が、下記のように人事部に推薦してくれるんですよね。

Aさん

◯◯さんを長期インターンのまま卒業させるのはもったいない!そのまま新卒として入社してい続けて欲しい!

特に、長期インターン先に就職する場合、すでに働いているので、仕事内容や職場の雰囲気もわかっていて、お互いに就職後のミスマッチが少ないというメリットがあります。もし早めに内定が取れれば、余裕を持って就活に望むことができますね。

運営者
逆に就活で内定がなかった場合にも、泣きつけば新卒で入れてくれる場合があります。小さい規模の会社に限りますが保険になるかもしれません。

ここまでのまとめ

ここまで紹介してきた長期インターンのメリットをまとめると、下記の通りです。

長期インターンのメリット
  1. 今後の人生に活かせる経験となる
    1. 社会で働くことを体験できる
    2. 自身の得意・苦手なことがわかる
    3. 向上心が高い学生と出会いやすい
    4. 長期就業しないので気軽に試せる
  2. 就活で圧倒的に有利になる
    1. 質の高いガクチカを作れる
    2. 業界や職種への理解が深まる
    3. 就活での志望理由に説得力が増す
    4. 就活で面接官への質問が具体的になる
    5. インターン先から内定をもらいやすい

以上のように、メリットが大きすぎるので、ぜひ長期インターンをすることをおすすめします。デメリットは次章で解説しますが、ほとんどありません。

長期インターンのデメリット

長期インターンのデメリットはそう多くありません。実質的に「時間が拘束されること」くらいではないでしょうか。

長期インターンのデメリット
  1. 仕事で時間が制約される
  2. 短期インターンを軽視してしまう
  3. 意味がない長期インターンもある

ここでは主に、長期インターンをたくさんしていた筆者の体験談ベースで解説していきます。

①仕事で時間が制約される

筆者がそうだったのですが、長期インターンの仕事に熱を入れ込みすぎると、学業や就活のスケジュールが圧迫される可能性があります。

ほとんどの長期インターンでは、最低でも週20時間以上の労働(平日で週3勤務)が求められるので、実質的に長期インターン中心の生活となりやすいので注意してください。

  • 大学をサボりがちになる
    • 試験勉強や単位が厳しくなる
    • 友達が減って就活情報が手に入らなくなる
  • 就活を後回しにしてしまう
    • 短期インターンをおろそかにする
運営者
大学へ行かなくなると友人と話す機会が減るのが一番デメリットかもしれません。当時の私は「本選考は大学4年の6月開始」を鵜呑みにしてしまい、ギリギリまでなにも参加しませんでした。。

②短期インターンを軽視してしまう

筆者がそうだったのですが、長期インターンをしていたので「短期インターンなんて業界説明会でしょ?自分はもう仕事しているから意味ないかも」と軽視していました。

短期インターンは、説明会というよりは、早期選考会としての意味合いが強いので、大学三年生の夏は短期インターンを優先すべきです

会社によりますが、外資コンサルやメガベンチャーだと、大学三年生の夏冬インターンでほとんどの新卒内定枠が埋まるので注意してください。

運営者
大学4年生の春頃に選考を受けに行ったら「え、遅いよ!もう次の代の選考が始まっているよ!笑」と人事に驚かれたのがいい思い出ですね。長期インターンで成果を出していなければキツかったかもです。反面教師にしてください。。

③意味がない長期インターンもある

意味がない長期インターン、つまり、本来インターンで得られるはずのメリット(下記)が得られない場合があります。

長期インターンのメリット
  1. 今後の人生に活かせる経験となる
    1. 社会で働くことを体験できる
    2. 自身の得意・苦手なことがわかる
    3. 向上心が高い学生と出会いやすい
    4. 長期就業しないので気軽に試せる
  2. 就活で圧倒的に有利になる
    1. 質の高いガクチカを作れる
    2. 業界や職種への理解が深まる
    3. 就活での志望理由に説得力が増す
    4. 就活で面接官への質問が具体的になる
    5. インターン先から内定をもらいやすい

それこそ会社によっては、安く働く、都合の良い労働者として使われてしまい、時間を搾取されるだけになることもあるでしょう。

長期インターンをより有意義にするポイント

長期インターンは、仕事に慣れ、実践的なスキルを身につけ、キャリアの方向性を見いだすために重要な機会です。ここでは、より有意義なものにするためのポイントをご紹介します。

長期インターンを有意義にするポイント
  1. 主体的に挑戦する
  2. 仕事にプロ意識を持つ
  3. 他者のアウトプットから学ぶ
  4. フィードバックを積極的に受け取る
  5. 目標を設定して、定期的に振り返る

それぞれ簡単に解説していきます。

①主体的に挑戦する

長期インターンを有意義に活用するためには、積極的に挑戦することを意識しましょう。会社は塾でも学校でもないので、自分を育てるのは自分自身です。

  • 自分で仕事を取りに行く
  • 積極的にプロジェクトに参加する
  • 自ら課題を見つけ、改善案を提案する

上記のように、受け身にならず積極的に行動することで、自分が得意分野や苦手分野を発見しやすくなりますし、就職活動でアピールもしやすくなります。

そもそも長期インターン生は数ヶ月で辞めるものと認識されているので、新卒社員ほどには育成に時間をかけてもらえません。自分から積極的に仕事をする姿勢がないと、せっかくの恵まれた環境が無駄になってしまうので注意してくださいね。

注意|最初1~2か月は謙虚めにしよう

ただ、最初に仕事に慣れていない期間は、まだ見えていない部分が多いので、ガツガツ提案はせず、なるべく大人しくしていることをおすすめします。良かれと思って提案したつもりが、上司の仕事を増やすだけになることもあるので。。

②仕事にプロ意識を持つ

ヒトは自分が満足したレベル以上には成長しないので、長期インターンでも、より高いプロ意識を持って業務遂行に当たることをおすすめします

あなたが仕事を任されて引き受けた以上、その仕事を完遂させることはあなたの仕事です。下記のような意識を持って臨みましょう。

  • 成果には一切妥協しない
  • 上司や先輩に甘えない
  • 依頼主の期待値は超えて当然と思える
  • 自分の仕事では、誰よりも詳しくなる
  • 上司から指摘をもらったら悔しがれる

上記のような“仕事への本気度”はアウトプットや態度に出ます。「上司に怒られないくらい程々にやって、あとは任せよう」と手を抜いている人は、「上司にアドバイスをもらったら負け」「すぐに追い抜いてやる」くらいの真剣さで向き合っている人には勝てません。

運営者
『学生だから社員より仕事ができなくて当たり前』というスタンスはやめましょう。学生気分は捨てて、プロとして仕事に臨むことが短期成長の秘訣です。

③他者のアウトプットから学ぶ

はじめてやる仕事を任された場合は、必ず前例となるアウトプットを上司に求めるようにしてください。経験も知識もない新人インターンがゼロから考えるのは時間の無駄です。会社の仕事は似たようなことが繰り返されているはずなので、参考にできる何かはあるはずです。

また、あなたの仕事に関係なくとも、他人がしている仕事のアウトプットから学ぶことも大事です。今やっている仕事からしか学べないのはもったいないので。

他の社員の仕事資料は簡単に見れるはずなので、より多くのことに触れて目を肥やしておきましょう。

運営者
会議資料やプレゼン資料、営業資料はだいたい社内で整理されているので(よほど上司の器が小さくない限り)見せてもらえるはずですよ!

④フィードバックを積極的に受け取る

また、フィードバックは自ら積極的に受け取るようにしましょう。なぜなら、長期インターン生は数ヶ月でやめると思われているので、どうしても育成に時間をかけにくいからです。受け身はやめましょう。

熱心にフィードバックし続けてくれるのは、面倒見が良く、時間に余裕がある新任マネージャーくらいです。

残念ながら、マネジメントを何年か経験すると「人は適応はするが成長はしない」ということを痛感するので、長期インターン生の地頭力を踏まえてコスパが悪い場合には、自分の時間を投資しなくなります。

運営者
会社は塾でも学校でもないので、部下の育成は、上司の仕事ではないんですよね。自分の成長は自分で掴み取りましょう。

⑤目標を設定して、定期的に振り返る

働くことに夢中になっていると本来の目的を忘れてしまうことがあるので、目標を設定して、定期的に振り返ることも重要です

目標設定から振り返るまでの流れ
  1. 目標を設定する
  2. アクションプランを設定する
  3. 定期的に進捗状況を振り返る
  4. 目標修正やアクションプランを再考する

程よい難易度の目標を設定することで、自分自身に良いプレッシャーをかけ、やりがいを感じながら取り組むことができるようになります。心理学でいう「FLOW状態」というものですね。

出典:原作・金城宗幸 漫画・ノ村優介『ブルーロック』第111話

参考:目標設定のSMART

目標を設定するときは、下記5つの要素を持つようにしましょう。頭文字をとって、スマート(SMART)と言われるフレームワークです。

  • Specific(具体的)
  • Measurable(測定可能)
  • Achievable(達成可能)
  • Relevant(関連性がある)
  • Time-bound(期限がある)

例えば、当サイトTheoryを運営する長期インターンがあった場合には「3か月以内に、5,000文字の記事を20時間以内で完成できるようになる」などですね。

長期インターン求人サイトおすすめ

長期インターンを探すのに便利な求人サイトをいくつか紹介しておきます。どれも無料で利用することができるので、ぜひ良い仕事がないかを探してみてください。

スクロール可能です→
順位 就活サービス 評総合価 コメント
1位 ウォンテッドリー ★★★★★
4.7/5.0
求人掲載数1万件以上
気軽に話を聞けて、体験談も豊富!
2位 インフラインターン ★★★★☆
4.4/5.0
求人数7,000件以上!
質が高いものから気軽なものまで幅広い
3位 ゼロワンインターン ★★★★☆
4.1/5.0
求人数は1,500件以上。質が高い
就活向きの有給インターンが多めな印象

※2023/8/17更新

Wantedlyは、ビジョンややりがいを軸に仕事を探せるベンチャー特化のサイト。他サービスと違って企業側が無料で掲載開始できるので、掲載数が圧倒的です。時給等の条件が記載されていないところがネックですが、企業ブログやスカウト機能など、コンテンツが全体的に充実しているので、インターンを探すなら外せません。

インフラやゼロワンインターンは、企業側が高い掲載料を支払う必要がある(年間60万円近く)ので求人数はやや減りますが、代わりに大量採用に向いた職種(営業やライター)が多くあります。大量採用している職種だと、そこまで難易度が高いものが少ないですが、未経験からでも始めやすい特徴があります。

それぞれの特徴を詳しくみてみましょう。

Wantedly

Wantedlyの特徴
  • 長期インターン求人数No.1
  • 応募前に、気軽に話を聞きに行ける
  • 企業ブログやインターン体験談が豊富

Wantedlyは、ベンチャーやスタートアップ企業を中心とした長期インターン求人サイトです。企業側が無料でも利用できるので、どこよりも多いインターン情報(1万件以上)が掲載されています。

「はたらくを面白く」というコンセプトで、条件面(時給や交通費)が閲覧できないのが懸念ではありますが、代わりに「仕事の面白さ・やりがい」に焦点が当てられているので、お金よりも経験を大事にすべき長期インターン探しにおいては嬉しい利点です。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

数年前は、ベンチャーばかりでしたが、近年は大手企業の長期インターンも掲載されているので、ぜひ探してみてくださいね。

Wantedlyの基本情報
サービス 求人掲載サイト
求人数 23,618件
運営会社 ウォンテッドリー株式会社
公式サイト https://www.wantedly.com/

※2023/8/17更新

Infraインターン

Infraインターンの特徴
  • 求人数が豊富で登録必須
  • 長期インターン紹介面談がある
    • 選考対策や企業選びを手伝ってくれる
    • 長期サポートで就活までフォローしてくれる
  • イベントや新卒スカウトもある

Infraインターンは求人数が豊富な求人サイトです。(自社調べで「求人数No.1」と記載があるものの、いつみてもWantedlyの方が2倍近くあるのでNo.2ですね)

他サイトにない特徴として、1on1でのオンライン面談を通して長期インターン先を紹介してくれる「長期インターン紹介面談」があります。具体的なサポートは下記の通り。

  • ES、面接などの選考対策
  • あなたに合う長期インターン先の紹介
  • そのまま長期的に就活までサポート

はじめてで、何からして良いか不安な方はぜひ利用してみてください。求人数が多く、業界や職種での絞り込みもしやすいので使いやすく、おすすめです。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

ゼロワンインターンに比べてレベルの高い学生は多くないので、埋もれにくいのもポイントです。(もちろん人気企業にはたくさん集まりますが)

Infraインターンの基本情報
サービス 長期インターン求人掲載サイト
求人数 8,360件
運営会社 株式会社Legaseed
公式サイト https://www.in-fra.jp/long-internship

※2023/8/17更新

ゼロワンインターン

ゼロワンインターンの特徴
  • 就活向きの良質な企業が多い
  • ライバルが強い(学歴や意欲が高い)
  • 比較的、選考に落ちやすいかも

ゼロワンインターンは、長期インターンに特化した求人サイトです。比較的学歴が高いユーザー層が多く、大学1~2年生から就活に備えたい学生が使っています。

▼ゼロワンインターンの利用学生

運営者
筆者は企業側としてゼロワンインターンを積極的に活用していますが、他サイトに比べて利用学生のレベル(成長意欲や学歴)が高く、応募がたくさんきます。

そのため、長期インターンを長年募集しているノウハウのある優良企業ほど、ゼロワンインターンに採用媒体を移行している印象です。一方で、たくさんの優秀な学生が利用しているため、他の学生に埋もれてしまう可能性が高いという点はデメリットかもしれません。

就活向きの長期インターンが多いので、ぜひ試してみてください。登録や応募の手続きも簡単で、無料です。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

ちなみに、初勤務日から3ヶ月が経つと「社長の推薦状」と呼ばれる企業からのフィードバックがもらえることが記載してありますが、期待はしないでください。(自主的に書く企業はほとんどありません。メリットがないですからね〜。私も書いたことないです。)

ゼロワンインターンの基本情報
サービス 長期インターン求人掲載サイト
求人数 3,000件以上
運営会社 株式会社そると
公式サイト https://01intern.com/

目的別に利用したい就活サービスおすすめ

ここでは就職活動をするなら利用したいサービスについて紹介していきます。どれも就活をグッと効率的に進められる可能性があるので、ぜひ利用してみてください!

目的 おすすめサービス
就活エージェント
逆求人
スカウト
OB/OG訪問
ES閲覧
就活
コミュニティ
運営者
ここからはおすすめのサービスについてそれぞれ詳しく解説していきますね!

利用料金がかかるものはないので、気になるものから利用してみましょう!

就活エージェントおすすめ

ここでは、2月時点のおすすめ就活エージェントを紹介します。厳選するにあたって各サービスを下記の点で比較し、ランキング化しました。

  • 比較ポイント(1) 求人数&質
  • 比較ポイント(2) アドバイザーのサポート力

ここでは簡単に上位3社に厳選して紹介していきますね。(詳しい比較表やTOP4以降はこちら

スクロール可能です→
順位 就活エージェント 総合評価 コメント
1位 キャリセン就活エージェント ★★★★☆
4.6/5.0
自信がない方向け。累計6万人が利用
比較的経歴の長い担当者がフルサポート
2位 キャリアスタート ★★★★☆
4.4/5.0
自信がない方向け。就活後半なら
最短2週間のスピード内定も可能!
3位 キャリアパーク就職エージェント ★★★☆☆
4.3/5.0
自信がない方向け。ホワイト企業多数
優良企業の紹介と就活支援力に定評あり

※2024年2月時点の評価

運営者
実際に利用された方の口コミを程よく紹介しつつ、詳しく解説をしていきますね!もちろん当たり外れはありますが、利用する価値のあるところばかりですよ!

逆求人・スカウトサービス

就活に強い逆求人サービスは下記の通りです。採用に力を入れている企業は、優秀学生の囲い込みをすべくスカウト型アプリをどんどん取り入れています。積極的に利用しましょう。

スクロール可能です→
順位 就活サービス 対象 評総合価 企業数 学生数 コメント
1位 オファーボックス 24卒○
25卒○
★★★★☆
4.5/5.0
1.2万社
ほど
19万人
以上
利用企業も利用者数もNo.1
入社でお祝いギフトがもらえる
2位 キャリアチケットスカウト 24卒○
25卒○
★★★★☆
4.3/5.0
非公開 5万人
以上
価値観診断からマッチング
エージェント最大手のレバレジーズ運営
3位 ABABA 24卒◎
25卒△
★★★★☆
4.2/5.0
700社
以上
2万人
以上
最終選考で落ちた人向け
就活終盤で威力を発揮するサービス
運営者
登録すれば登録するほどスカウトされる可能性が上がるので、いくつか利用しておきましょう!筆者も学生の頃は4~5つほど登録していたものです。

残念ながら、逆求人サービスの多くは「就活サイトのテンプレ一斉送信のような安いスカウト」を送ってくる“スカウトもどき”が多いのが現状ですが、上記3サービスであれば、採用担当者が一人ひとりの「ガクチカ、価値観」をしっかりと見た上でスカウトをする設計になっているので、内定につながりやすい傾向にあります。

特にABABAは面白く、「最終選考まで進んだけど、惜しくも社風と合わずに落ちてしまった」という方を対象にスカウトがくるので、就活終盤の方にもおすすめです。

OB/OG訪問に便利なサービス

OBOG訪問ができるサービスは下記の通りです。最初は緊張するかもしれませんが、企業の一次情報を積極的に取りに行くためにも、必ず利用してください。

スクロール可能です→
順位 就活サービス 評総合価 コメント
1位 マッチャー ★★★★☆
4.4/5.0
会社&大学単位で探せる
ややOBOGの質は荒いが人数が多い
2位 ビズリーチキャンパス ★★★★☆
4.2/5.0
同じ大学のOBOGを探せる
定期的にイベントも実施されている
3位 yenta ★★★★☆
4.1/5.0
優秀人材(役員や社長)と繋がれる
本来OBOG訪問向けではないがおすすめ
運営者
マッチャーは、学生からOBOG訪問され慣れた社会人が多く、個別でレビューを見ることもできるので、初心者でも安心です。

ただ、正直なところ「たいして活躍していないイマイチな社員」がほとんどです。個人の経験談に依存した再現性のないアドバイスが大半なので、取捨選択が必要ですね。

また、もともとはOBOG訪問を目的としたサービスではありませんが、yentaもおすすめです。ビジネスパーソンで繋がれるアプリで優秀な方も比較的多い印象です(胡散臭い起業家も多いですが)。

ES閲覧できる就活サービス

無料で内定者のESを閲覧することができるサービスを紹介します。ゼロベースで作るより、なにかしら参考にしたほうが楽です。基準を知るためにも利用しましょう。

スクロール可能です→
順位 就活サービス 評総合価 コメント
1位 ワンキャリア ★★★★☆
4.3/5.0
ESだけでなく面接内容もわかる
独自イベントもあるので登録必須
2位 みん就 ★★★★☆
4.1/5.0
歴史が長い大手情報サイト
利用者が多いので登録ESも多い
3位 ユニスタイル ★★★☆☆
3.6/5.0
内定者のES60,000以上が掲載
業界によってはやや少ない場合も
運営者
ワンキャリアはややレベルの高い学生向けではありますが、倍率の高い企業で通過したESを見ることができるので登録必須です!

イマイチな企業では、日本語やロジックがやや怪しいESだったとしても通ってしまうことがありますが、倍率が高い企業では絶対に落ちます。

ESのテーマはだいたいパターン化されるので、どうせ参考にするのであればハイレベルな企業で通過したものを選ぶに越したことはありません。

就活コミュニティ

受動的に情報を受け取れるので、就活コミュニティに所属することもおすすめです。求人紹介がメインの就活エージェントと違って、就活講座や勉強会コンテンツが充実しています。

スクロール可能です→
順位 就活サービス 評総合価 コメント
1位 イロダスサロン ★★★★★
5/5
8,000人以上の24卒就活生が利用
就活講座に力を入れた就活エージェント
2位 エンカレッジLINEオープンチャット ★★★★☆
4/5
LINEオープンチャット(匿名)
業界別に用意されていてサクッと入れる
3位 ユニスタイルLINEオープンチャット ★★★★☆
4/5
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※2024年2月時点の評価

1位のイロダスサロンは、就活講座や教材を無料で見ることができる就活コミュニティです。(正確には、就活講座に力を入れた就活エージェントですね。)

就活エージェントとしては提携先400社とやや物足りないですが、ライブ型講座が週1回開催されていたり、全160ページ越えの教材が配布されたりと嬉しい特典が多いので、就活初心者には特におすすめできます。

よくある質問と回答

  • 未経験でも参加できる?
  • どのようなスキルや経験が求められる?
  • 長期インターンはいつからすべき?
  • 長期インターンは大学三年生の秋からだと遅い?
  • 長期インターンの代わりになる選択肢は?
  • 優秀な長期インターン生の特徴を教えてください

Q.未経験でも参加できる?

はい。参加可能です。

長期インターンに参加している学生のほとんどは、もともと未経験の方なので、安心してください。

Q.選考ではなにが重視されますか?

私が応募者を選考する場合には、下記を重視していました。

  • 地頭の良さ
  • モチベーションの高さ
  • コミュニケーション能力/相性
  • PCスキル(職種に応じて)

基本的には上記がすべてで、それぞれ職種によって難易度が変わります。ほとんどの応募者が未経験なので、スキルや経験は見ておらず、ポテンシャルや相性で判断していますね。

Q.長期インターンはいつからすべき?

時間に余裕があるなら、すぐ始めると良いと思います。

3ヶ月も働けば、何かしらガクチカで言えることができるので、就活がスタートしている学年でも遅くはありません。内定が決まった後から、就職前の準備として始める方もいますよ。

Q.長期インターンは大学三年生の秋からだと遅い?

遅くはありません

3ヶ月も働けば、何かしらガクチカで言えることができるので、時間に余裕があれば始めましょう。なんなら筆者は2社目の長期インターンを始めたのが、大学三年生の秋(10月ごろ)でした。

ただ、長期インターンに時間を使いすぎて、短期インターンを蔑ろにしないように注意してくださいね。秋/冬の短期インターンは大事です。

Q. 長期インターンの代わりになる選択肢は?

短期インターン

短期インターンでも実務経験を積むことができるケースがありますが、期間が短いことから、長期インターンよりも簡単であることが多く、就職活動でのアピールポイントにはなりません

ただ、短期間なので、多くの企業や団体で行われていて、多くの業務に触れることができるため、自分に合った業界や職種を見つける手掛かりになることはあります

アルバイトやボランティア活動

長期インターンに比べ、自分の希望する職種に近い業務を行えることは稀だと思いますが、アルバイトやボランティア活動は、就職活動でのアピールポイントになります

主体的に参加することによって自己理解が進み、自分が本当にやりたい仕事や、向いている職種を発見することができるかもしれません

Q.優秀な長期インターン生の特徴を教えてください

端的にいうと、自立して仕事をこなせて、管理職に尻拭いや心配をさせない方が優秀です。

  • できないと話にならない特徴
    • 結論から端的に話せる
    • 事実と解釈を混ぜて話さない
    • ネガティブなことはすぐ報告する
    • 調べてわからないことを素直に聞ける
    • 期限を守り、遅れそうな時は連絡できる
  • できていると優秀だなと思う特徴
    • やるべきことを言われる前にやる
    • 似たフィードバックを二度受けない
    • 相手目線で先回りした会話ができる
    • 初めてやる仕事も自身で完遂できる

長期インターンだろうが学生だろうが関係ありません。立場に甘えず、一人のビジネスパーソンとして自立することが重要です。

運営者
たとえ初めてやる仕事でも、自身で調べ、詳しい人(上司含む)の時間を利用して【主体者としてやり遂げる意識】を持っている方は、成長しやすいと思います。